トヨタ８６とＡＥ８６両方に乗って感じた事を先日書きました。
今日はその2回目としてボディー編を書いてみたいと思います。
トヨタ８６とＡＥ８６は両方とも乗って楽しく良い車ですよ。
特にＡＥ８６の４Ａの加速感は気持ち良かったですね。
気をつけていないとすぐに８，０００回転まで上がってしまいます。
その位軽く吹け上がるエンジンでした。
そして今日はボディーについてです。
ＡＥ８６というかあの年代の車は、
今ほど衝突安全性の基準が厳しくなかったので、
シャーシが頑丈じゃなかったと思います。
そして考え方の違いか技術の差か分かりませんが、
ＡＥ８６の鈑金は今の車よりも厚いと思います。
現に、以前事故直後に遭遇した事があり、
その車をどかす手伝いをしました。
その時、事故にあっていた車は、
スバルのインプレッサの４ドアのSTIでした。
この車をどかすのにボディーを押したのですが、
そのボディーがベコベコだったのです。
グイッと押すとベコとすぐにへこむのです。
まあ、元には戻りますが、
こんなに簡単にへこむのかと思った記憶があります。
ＡＥ８６も以前、一度押した事がありますが、
こんなにはなりませんでした。
今の車の考え方はボディーをへこませ、
衝撃を吸収するという考えなので、
こういう作りになっているのです。
でも以前の車はこうはなっていません。
以前の車はボディーをへこませて衝撃を吸収するのではなく、
頑丈に作ってドライバーを守るって考えでしたからね。
そのためボディーの鈑金は厚めでしたね。
ボディーの鈑金の厚さが厚くても、
それでも昔の車の方が軽いのはやはりシャーシの違いでしょうね。
私が今乗っている８６は今の時代の車にしては、
かなり軽い部類に入ります。
でも、それでも車重は１，２５０kgあります。
それに比べ若い頃に乗っていたＡＥ８６は、
１tありませんからね。
まあ、パワーウエイトレシオでみれば、
今の８６の方が上ですが、
ＡＥ８６は軽いので乗った感じでは、
ＡＥ８６の方が出足が軽かったような感じがします。
ＡＥ８６に乗っていたのは、もう３０年も前の話しなので、
記憶も若干美化しているかもしれません。
あの給食にでていたクジラの龍田揚げみたいにね。
若い人は知らないかもしれませんが、
昔はクジラの肉は安く給食でも龍田揚げとして出ていました。
これが美味しくて大好きでした。
でも、中にはクジラの肉に混じってレバーが入っていました。
このレバーを食べた時のハズレ感といったら凄かったですね。
子供心に一緒にいれるな！！
って思っていましたね。
クジラだと思って食べた時のレバーは最悪でした。
別にしてもらっていれば心の準備も出来たのにと今でも思っています。
というくらいクジラの肉は美味しかった記憶があるのです。
でも、最近食べるクジラは不味いですよね。
まあ、種類が違うのが一番でしょうが、
記憶を美化している可能性もあります。
昔の記憶って良い思い出として美化している可能性もあるのです。
なので、昔乗っていたＡＥ８６の記憶も美化しているかもしれません。
今でも、たまに街中でＡＥ８６を見かけますが、
見る度に売らなくて持っていれば良かったと思っています。
ＡＥ８６は今見ても良いですからね。
なので、こういう思いをしないようにするために、
今乗っている８６は売らずに持っておこうと思います。
好きで買った車ですからね。
長く楽しみたいですよね。
それでは次回もお楽しみに。
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