ゴールデンウィーク明けに毎年恒例のものが届きました。
毎年恒例のものとは自動車税の事です。
自動車税は車を所有していると毎年払うべき固定費です。
そこで今日はこの自動車税の疑問についてまとめてみました。
自動車税は何に使われているの?
そもそも自動車税とは何に使われているのでしょうか?
自動車税は都道府県が徴収する地方普通税です。
軽自動車の場合は市町村になります。
普通税は目的税とはことなり、
用途は決まっていません。
そのため都道府県ごとの裁量で使う事になります。
財源の厳しい地方にとっては重要な財源となっています。
ちなみに車検の時に支払っている重量税は目的税なので、
道路を整備したり補修したりすることに使われています。
自動車税早見表
自動車税は排気量により下の表のように決まっています。
自動車区分 | 年税額 |
---|---|
電気自動車 | 29,500円 |
総排気量1ℓ以下 | 29,500円 |
1ℓ超〜1.5ℓ以下 | 34,500円 |
1.5ℓ超〜2ℓ以下 | 39,500円 |
2ℓ超〜2.5ℓ以下 | 45,000円 |
2.5ℓ超〜3ℓ以下 | 51,000円 |
3ℓ超〜3.5ℓ以下 | 58,000円 |
3.5ℓ超〜4ℓ以下 | 66,500円 |
私の86は2ℓなので39,500円ですね。
ちなみに軽自動車は10,800円です。
以前の7,200円から大幅に増税されましたね。
自動車税は減税されるの?
自動車税はみなさんもご存知の通り、
エコカーを買えば減税対象になります。
グリーン化税制と呼ばれ、
新車で登録された翌年度1年間の税率が、
50%または75%減税されます。
これは購入した車種で異なります。
ちなみに私の86は減税対象ではありませんでした。
軽自動車は車種により25%、50%、75%減税があります。
自動車税は増税されるの?
先ほどはエコカーを買えば、
自動車税は減税されると紹介しましたが、
逆に自動車税を増税される場合はあるのでしょうか?
実は減税同様、自動車の増税もあるのです。
自動車税が増税される条件は、
自動車が新車登録されてから13年経った時に増税されます。
増税額は約15%上乗せされます。
ディーゼル車は異なり新車登録から
11年経過した段階で増税されます。
軽自動車の場合は13年経過後に約20%増税されます。
自動車税が課税される人は?
自動車税が課税される人は、
その年の4月1日に車を所有している人になります。
そのため車を売る場合は注意が必要です。
トヨタなどのディーラーや大手の中古車販売店では、
名義変更をちゃんと行ってくれますが、
個人売買の場合は特に注意が必要です。
名義が変更されていないと、
いつまでも自動車税が課税される事になります。
自動車税って還付されるの?
自動車を年の途中で売っても自動車税は還付されません。
自動車税が還付されるケースは、
自動車を廃車にした時のみ還付されます。
例えば6月に廃車にした場合は、
翌月の7月から翌年の3月分までが月割りで還付されます。
2ℓの場合は自動車税は39,500円ですから、
その9ヶ月分の29,625円が戻ってくる計算になります。
端数が発生するので金額は少し変わってきます。
全く乗らない車は廃車にした方がお得だと言えますね。
昔は廃車にすると料金が発生していましたが、
最近では廃車も売れる時代になりました。
自動車税はいつまで払えば良いの?
自動車税の納付期間は5月31日までです。
5月31日が土日の場合は次の月曜日になります。
都道府県、市町村が指定する銀行、
郵便局、JAバンク、信用金庫、コンビニなどで支払えます。
最近ではインターネットを使って、
クレジットカードで支払う事もできます。
ただしクレジットカードの場合は決済手数料がかかります。
自動車税納税証明書は失くさないように!!
自動車税納付書には右端に自動車税納税証明書がついています。
銀行やコンビニで支払うと、
領収欄に印鑑を押してくれます。
これは車検の時に必要になりますので、
失くさないようにとっておきましょう。
今は電子化されたので絶対ではありませんが、
車検のタイミングでは、
今でもこの証明書が必要になる場合があります。
そのタイミングとは、
自動車税の納税から車検までが3週間程度の場合です。
なので車検が6月始めの場合は、
自動車納税証明書が必要になる可能性が高くなります。
自動車税を滞納した場合はどうなるの?
自動車税の納付期限は5月31日となっています。
これを過ぎると20日以内に督促状が発行され、
督促状の発行から10日過ぎたら、
財産などを差し押さえする事ができるようになります。
督促には延滞金も発生しますので、
納付期限以内に支払うようにしましょう。
どうしても納付期限内に支払えないときは?
経済的理由でどうしても納付期限以内に支払えないときは、
同封されている納付に関するお問い合わせ先に
連絡するようにしましょう。
ここに連絡して事情を説明すれば、
多くの場合は分割で対応してくれるようです。
まとめ
自動車税は納付期限を過ぎると、
延滞金が付いたり最悪の場合は、
財産を差し押さえられたりと厳しい処分を受けてしまいます。
そのため出来るだけ
納付期限以内に支払うようにしましょう。
どうしても支払えない場合は、
連絡する事で分割で納付できるようになる可能性があります。
なので、支払えないときは必ず連絡するようにしましょう。
全く乗らない車は廃車にすることで、
自動車税がかからなくなりますので、
家にそういう車がある場合は廃車にすることをお勧めします。
自動車を売る場合は必ず名義変更をするようにしましょう。
特に個人間では注意が必要です。
これを怠ると後々大変な事になりますので、
必ず確認するようにしましょう。
今日は自動車税の疑問をまとめてみました。
スポンサードリンク
ブログランキングに参加しています。
このブログの気になるランキングは、
下のバナーをクリックすると確認できますよ。
結構いいところにいます。
宜しければ応援お願いします。
にほんブログ村